アルバ・オービタックス
(ALBA
ORVITAX)
今回は、販売終了になってしまったアルバ(セイコー)の「オービタックス」という時計の話題です。
最近では、時計を持たない人も多くなっていると聞きました。たしかに、誰でも持っている携帯電話には時計の機能があります。ですから、単に時刻を知る、というだけなら、携帯電話でいいのです。
それでも時計を付けるからには、単に時刻を知るだけではなく、何か自分にとってプラスアルファがなければならない。そこには自分なりの「こだわり」がなければならない!と思うのです。
もちろん、お金をたくさん出せば、素晴らしい時計はいくらでも売っています。しかし高額であれば、デザイン、機能ともに素晴らしいのはあたりまえ。やっぱり手軽に買える時計でなくてはなりません。
そこで、セイコーのサブブランドである「アルバ」から、かつて発売されたのが「オービタックス:orvitax」です。若者に向けて、NEWアウトドアスタイルを提案するブランドなんです。この「オービタックス:orvitax」は、低価格でありながら、デザインと機能性をあわせもったスンバらしい時計なんです!残念ながら、現在では発売されていませんが…。
以下、カタログから抜粋しながら、「オービタックス:orvitax」の世界をご紹介しましょう!
この「オービタックス・orvitax」という時計の3つのコンセプト。それは、
1.Hard but Simple(アウトドアイメージのタフなデザイン、だけど服に合わせやすい)
2.Tool(金属の道具感と存在感)
3.Quality(10気圧防水/心地よい装着間と視認性)
なんだそうです。
アウトドアイメージ、というのは見ただけでわかりますが、金属の道具感、というのは装着すればはっきりわかります。私の持っている「ASKX003」は、ベゼルのサイズが34mm、本体のサイズが40mm程度と、それほど大きな時計ではないのですが、金属の塊のような感じがします。
また、日常使用には十分な10気圧防水と、非常に見やすい視認性が特徴。シンプルなので、非常に使いやすいです。また、装着感は腕にのっぺりする感じで、これまた素晴らしい。重すぎず、軽すぎない、なかなか良い付けごごちです!
それでは、ここでモデルのラインナップをご紹介しましょう!
●ハードシリーズ
軍用カメラをモチーフにしたシリーズで、逆回転防止ベゼルが2段型になっています。ベゼルガードにはダイバーズのように、2時側と8時側に切れ込みが入っていて、右手で動かす時以外には、動きにくいように工夫されています。
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ASKX001
17,000円 |
ASKX003
17,000円 |
ASKX05
15,000円 |
●ライトシリーズ
ミディアムサイズで腕の細い方にもぴったり!ケースをウレタンで保護し、デザインと
使い勝手を実現。また、バンド裏にネームタグが付いています。
●クロノシリーズ?
クロノグラフを搭載。文字盤をすべて黒で統一し、視認性を重視したレイアウト。見やすさと同時に、スーツにも合わせやすくなっています。
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ASJS011
23,000円 |
ASJS003
21,000円 |
ASJS005
19,000円 |
ASJS007
19,000円 |
●ダイバーシリーズ?
ダイバーウォッチの雰囲気を持ち、4時のリューズを回すとインナーベゼルが回転します。エンドピースにムク材を使用したメタルバンドと、なじみのよいウレタンバンドの2種類があります。(バンドについてはクロノシリーズも同一仕様)
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ASKT001
17,000円 |
ASKT003
15,000円 |
ASKT007
15,000円 |
ASKT009
15,000円 |
この時計、低価格ながら、そのシンプルなデザインと高い機能性で、今でもファンが多い時計なのです。当時、どれほどの数が販売されたかわかりませんが、ぜひ、復刻してほしい時計のひとつであります。1人のオービタックス・ファンとして、その復刻の日を願ってやみません。
最後になりましたが、いつも素晴らしい時計を提供してくださる、セイコー株式会社さんに感謝いたします。どうぞこれからも、魅せられる時計を開発、販売してください!(2009/02/12)
「ORVITAX」は、セイコー株式会社の登録商標です。
オービタックス=Orbit(活動)+Vitality(活気)+X(未知の) : (造語)
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